最近では、マンションで防犯カメラがないと売れない状況になっています。
犯罪を未然に防ぐことで安心できる環境を確保することはセールス上でも大きなセールスポイントになります。
また、古いマンションの場合は、防犯カメラを設置して資産価値を向上することができます。
賃貸マンションのオーナーさんは、防犯カメラシステム導入をして、賃貸で借りてくれるお客さまを増やすことができます。
今回は
【効果的な防犯カメラの設置方法】をご紹介しています。場所別に検討してみましょう。
1番目は
「マンションの玄関」です。
マンションの玄関はもっとも目立つ場所です。この箇所に防犯カメラを設置することは抑止力になります。
出入口の屋外に設置するのは定番になっています。
2番目は
「エントランス部分」です。
この部分はドーム型のカメラが多いです。
マンションに入る人とマンションから出る人の両方の人物を正面から撮影する必要があります。
防犯カメラのモデルによっては2台分設置しなければなりません。
3番目は
「エレベーター部分」です。
エレベーターは密室犯罪が起こりやすい部分です。
エレベータの内部が分かるドーム型カメラを設置されているケースが多いです。
1階のエレベーター前のモニターでチェックできますから安心できます。
4番目は
「駐車場」です。
マンションによっては、駐車場への侵入が限定されます。
その場合は出入りする自動車を正面から撮影できるように設置するといいでしょう。
ナンバープレートがはっきり撮影できるからです。
さらには、駐車場全体を撮影できて死角をなくすようにしましょう。
全体を防犯カメラで監視できれば決定的な証拠を撮影できます。
5番目は
「通用口」です。
泥棒・強盗の進入経路では駐車場から繋がっている通用口や非常階段も多いです。
オートロックで安心できません。柵を乗り越えることで侵入されることもあります。
正面から撮影できるように設置しましょう。
6番目は
「駐輪場」です。
最近は高額な自転車も増えています。バイクと比べると持ち上げて移動させることも容易いです。
盗難に備えて駐輪場ではなくて、部屋の前や部屋の中まで持ち込む居住者もいます。
自転車が盗難されることを防止するだけではありません。
防犯カメラを設置することで、不要自転車の不法投棄の抑止効果もあります。
駐輪場が全体に写るような場所に設置することが多いです。
進入路が限定されるならば、自転車が入ってくるところに正面から撮影できるポジションで設置することがいいでしょう。
7番目は
「マンションの通路」です。
エントランスから侵入してきた泥棒も各部屋の前が撮影できるように通路に防犯カメラを設置するといいでしょう。
ピッキングの犯罪をしにくい環境になります。
通路に関しては設置していないマンションもありますが、ここは死角になりやすいので予算があるならば設置しておきましょう。
8番目は
「ゴミ置き場」です。
ごみを漁る人もいます。そして不法投棄です。
どの人物がゴミを捨てたのかが分かる角度で防犯カメラを設置しましょう。
マンションからゴミ置き場までの距離があるならば、ズームレンズを搭載している防犯カメラのモデルを選ぶといいでしょう。
最近は機能もアップしておりますから、途中に遮断するものがなければ数十メートル離れていても人物がハッキリできるものがあります。
少しコストはかかっても高性能のものを選ぶといいでしょう。
いかがでしたでしょうか?
効果的な防犯カメラの設置方法をご紹介しました。
これで、少し知識が増えたと思います。
マンションに防犯システムを導入する場合は、今回の記事を参考にいただけると思います。
実際に防犯カメラを取り付ける場合には専門の業者に相談をするといいでしょう。
その場合でも知識があれば理解も深まります。
設置方法を工夫すれば安くできることも提案してくれます。気軽に相談しましょう。
複数の業者に同条件でも見積もりをとって見れば、おトクな料金で導入できる可能性があります。
古い機種は安いかもしれませんが、最新機種を選ぶことをお勧めします。リース契約という選択肢もあります。